富士市ゼロカーボン協議会に参加して感じたこと― 脱炭素は「これから実行の段階」へ
こんにちは、社長です。
先日、富士市ゼロカーボン金融連携推進協議会の連絡会議に参加してきました。
金融機関を中心に、自治体やエネルギー事業者、支援企業などが集まり、
地域の脱炭素についての情報共有と意見交換が行われました。
■ 会議の全体像
今回の会議では、
・新規参加企業の取り組み
・脱炭素経営の現状(静岡銀行)
・自治体の施策
・金融との連携
といったテーマが共有されました。
これまでは金融機関中心の枠組みで、「どう支援するか」という視点の議論が中心でしたが、
新たに複数の事業会社が推進主体として加わったことで、
「どう実行するか」という実務的な視点が加わってきた印象です。
■ 意見交換の様子
今回の連絡会では、活発な意見交換も見られました。
特に、静岡銀行さんから共有された調査結果については、
参加者から複数の質問が出ており、
👉 統計データと現場感覚のギャップや解釈
について議論が行われていました。
また、市の電力購入をオークション形式で行うことについても、
👉 公共調達として、単に価格の低さを優先してよいのか
👉 「エネルギーの地産地消」をどのように位置づけるか
といった観点から意見が出ていました。
さらに、
・安価な再エネ電力を外部から調達するだけでよいのか
・自前の太陽光発電を拡充するなど、主体的な取り組みを進めるべきではないか
といった議論もあり、
👉 経済性・地域性・主体性のバランス
が一つの論点となっていました。
■ 弊社の立ち位置
弊社は、参加している金融機関や支援機関、エネルギー関連企業の中で、
唯一の中小企業であり、いわゆる“商売人”の立場です。
そのため、
・実際に導入が可能か
・現場で運用できるか
・費用対効果が見合うか
といった観点で、議論を受け止める立場にあります。
■ 脱炭素経営の現状(静岡銀行調査より)
静岡銀行が実施した調査(対象:約1,700社)によると、
・脱炭素に取り組んでいる企業:約57%
・一方で「進展していない」とする回答が多数
といった状況が示されています。
また、課題としては、
・社内での浸透や体制整備が困難
・人手不足
といった項目が上位に挙げられており、
特に中小企業において取り組みが進みにくい要因となっています。
(出典:静岡銀行「脱炭素経営に関するヒアリング結果報告書」)
■ 少しずつ見えてきた支援の方向性
今回の会議を通じて、
・補助制度
・金融商品(ローン等)
・自治体との連携
といった支援の枠組みが、
少しずつ整理されつつあることが共有されました。
一方で、
👉 まだ制度や手段が出始めた段階
という認識が適切であり、
今後の具体化が期待される状況です。
■ 弊社の取り組みについて
会議の中では、弊社の取り組みについても共有させていただきました。
・CDP(中小企業向け評価)への対応および開示
・スコアの取得
・脱炭素に関する講演活動
・自治体・支援機関との連携
などを進めています。
■ 最後に
今回の会議を通じて、
👉 方向性は共有されつつあるが、実行はこれから
という段階であると感じました。
制度・支援・金融といった枠組みは整いつつある中で、
今後はそれをどのように現場に落とし込むかが重要になっていきます。
私たちはこれからも、
「ものづくりのいちばん近くで、ともに悩み、歓びを分かち合う」
というパーパスのもと、
現場に寄り添いながら、実行につながる取り組みを続けていきたいと思います。
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